無題

某絵師さんのブログでサーカスの話題がありましたので、
ふと思い出した事。そして判った事。

子供の頃にサーカスに連れて行ってもらいました。
初めて見るサーカスにワクワクしていた事を覚えています。
なにぶん田舎な所ですから観客の中に近所の友達を見つけたり、
ひょうきんな動きと高い所を綱渡りをするピエロさんも初めて見て
テンション上がってましたね。

私が見た翌日も公演してまして、やはり友達が観に行ってました。
その友人の眼の前で、あの綱渡りをするピエロさんが落下。
友達の話では地面に落ちて動かなかったそうです。

その次の日に新聞で事故の記事がピエロさんの写真入りで載っていて
亡くなられた事がわかりました。

自分が観た時、あんなに楽しそうに振る舞っていたピエロさんが
次の日に突然死んでしまう。
自分はかなり衝撃を受けました。
死ってある日突然来るんだと感じ怖かったのを覚えています。
それ以来からかサーカスと言うと
どこか物悲しいイメージが強く、観たいとは思いませんでした。

このピエロさんと事故を取り上げたノンフィクション小説と
映画が作られていた事をずいぶん後になって知りましたが、
「ああ、そんな事故があったな」くらいで興味を持ちませんでした。

そして今、某さんのブログで思い出しネットで検索。
レビューを読んで、あのピエロさんは最後の最後まで
ピエロであった事を知りました。
サーカスを怖がったり悲しいイメージ持ったりしてゴメンナサイ。

ずいぶん昔の事で断片的にしか覚えていませんが
はじめてみたサーカスとても楽しかった。

近所に公演があれば、今度は子供を連れて観に行きます。

（ピー）年たって思い出した事。判った事でした。
歳ばれるなぁ・・・(^^;