冷蔵庫こわれちゃうよー！

あっちーので、スイカでも食しようと冷蔵庫を開けたら
なんだか庫内灯がチカチカと点滅。
よ〜く見てみると台所の蛍光灯もチラついております。
あーまただよ。冷蔵庫も蛍光灯も古いけど、原因は電圧降下です。
ためしにコンセントに手持ちのテスターをブスリとさして計測してみると
電圧は85〜100vの間を変動しております。
電力会社側の問題ですね。電気屋さんでは対処できません。

こいつの原因。実は最近大流行りの太陽光発電なんですよ。
太陽光パネルで産んだ直流電流を交流電流にするパワーコンディショナてな
でかい弁当箱があるのですが（以下、パワコンに略）
このパワコンは停電等が発生した場合に保護回路が働き、
太陽光パネルと送電線を切り離す役目もあります。
この保護回路は無効電力を送電網に流しているのですが、
この設定が近年増加の一途をたどる太陽発電設備の電力事情に対応しなくなってきています。
そのため無効電力が大量に流され、電圧が降下するフッカーと言う現象が起きているのです。
無効電力と電圧降下の関係はググってください。(^^

本来ならば太陽光発電事業者（マイホームの屋根にのっているならば家主）が
設定を変更せねばならない事案です。
これが原因で、たとえば工場などにある精密機械（レーザー加工機、NCマシン）等の
制御コンピュータがリセットしたり壊れたりした場合、賠償するのは電力会社では無く
原因を作った発電事業者。つまり変な設定パワコンをそのままにした太陽光発電事業者
と、なります。

おそらく、今後増えていく現象ではないかなと思います。
おたくの太陽光発電。大丈夫？

スイカうま〜。